2010年3月11日 (木)

進々堂(京都 百万遍)

京都大学の隣にある老舗のカフェ。
名物の自家製カレーセットをいただいた。ライスではなくパンとのセット。

大きな木製の机が並ぶ、薄暗い店内の雰囲気は抜群。この机は人間国宝が作ったらしい。
そしてパンが絶品。最初はカレーを付けたが、途中からパンだけで食べた。京都で最初にフランスパンを売ったお店だそうな。さて、ルーだが玉ネギがたっぷり入ったスープ風。玉ネギの甘さとルーの辛さが混ざって良い感じ。スパイスは効いているが、私の欲するコクが足りないかも。あくまで個人の好みとして。

カレーの味:★★☆
店の雰囲気:★★★

批評

批評

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2010年3月 8日 (月)

スラムドッグ・ミリオネア

 2009年のアカデミー賞で作品賞、監督賞ほか8部門を受賞した映画を観た。日本でも人気のあるクイズ番組、クイズ・ミリオネア、インドのスラム出身の主人公ジャマールは最終問題まで勝ち上がり、2千万ルピー(28億円)を獲得するチャンスを得るが、不正を疑われる。
 映画の冒頭で「どうやって彼は勝ち残ったか」というクイズが映画を観ている我々に提示される。「次の中から選べ。A.インチキした B.ツイていた C.天才だった D.運命だった」。正解は映画の最後で判る。

Slumdog_millionaire_2

(以下、ネタバレ)

 クイズ番組で最後の1問まで勝ち上がり、不正を疑われて、警察に尋問(拷問?)されるシーンから始まる。スラム育ちで無学のジャマールが勝ち残るのはおかしいのだ。

 少年時代のジャマール。兄のサリームと一緒にゴミを拾ったり、トイレの番をして生活費を稼ぐ日々。ある日、あこがれていた映画俳優から偶然にサインをもらう。サインは兄が勝手に売ってしまうが、その俳優の名前が1問目のクイズの解答だった。2問目の常識問題が判らない主人公は、ライフラインのオーディエンス(番組の観客の多数決)を使って正解する。ヒンズー教徒に襲われて、イスラム教徒である母親が殺され、スラムは焼き討ちにあう。そのとき、ヒンズー教徒の少年が持っていた弓と矢が3問目の解答。

 迷い歩く2人は少女ラティカと知り合う。ゴミの山の中にテントを張って暮す3人はギャングのママンが経営する施設に引き取られて、他の少年たちと一緒に物乞いをやらされる。その施設では、同情を引くために少年の目をつぶしていた。ジャマールの目もつぶされそうになり、サリームと一緒に施設から逃げ出す。施設で覚えさせられた歌の作詞者が4問目の解答。たくましく生き抜く兄弟は成長して、踊り子として訓練を受けるラティカをママンから救い出す。幼い頃から惹かれていたラティカとの再会を喜ぶじゃマール。しかし、サリームはラティカを手土産にギャングに入団する。残されたジャマールは、青年となりコールセンターのオペレータとして生計を立てるが、ある日、サリーム、ラティカと再会し。。。

 ジャマールが波乱に満ちた人生の中で得た知識が偶然、クイズとして順に出題される。そして最終問題。サリームがよく知っている三銃士の名前が出題され、ジャマールはサリームに電話を掛ける(ライフラインのテレフォン)が、出たのは正解を知らないラティカだった。

 最終問題にジャマールが答えるシーンは本当にハラハラし、ラストシーンにはジーンと感動する秀作。最後にテロップ「D.運命だった」。

 全編を通じて、インド映画らしい歌と踊りが効果的に使われる。激しいバックミュージックと共に人々が爆発的に走り出すシーンが印象的だなぁと思ったら、監督がトレイン・スポッティングのダニー・ボイルだった。納得。

2009年12月13日 (日)

沈まぬ太陽

 根強い人気の山崎豊子の大作が映画化されたので観にいった。これまで「大地の子」「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」など人気作が目白押し。どれも実話に基づいた作品と言われ、ドキュメンタリ風でおもしろい一方、脚色が多くて事実と異なるとの批判もある。

 本作は、現在、経営破たんで話題の日本航空がモデルで、1985年の日航ジャンボ墜落事故が大きく取り上げられている。

Sizumanu_taiyo_2

(以下、ネタバレ)

 場面は、国民航空のジェット機(東京発 大阪行き)が史上最悪の墜落事故を起こす数時間前から始まる。

 主人公の恩地(小倉という人物がモデル)は、かつて国民航空の労働組合委員長として、安全を確保するため、副委員長の行天と共に会社に労働条件の改善を要求していた。恩地は、ストライキを切り札に賃上げを勝ち取るが、報復人事としてパキスタンのカラチ勤務を命ぜられる。会社への謝罪を断り続けた恩地はその後8年間、イランのテヘラン、ナイロビに飛ばされる。
 一方、行天は、会社側に与し、新労働組合の立ち上げと組合員の離反を進めて出世街道を歩む。

恩地が日本に戻って1年、国民航空のジャンボ機が御巣鷹山に墜落し、死者500名以上の大惨事となる。恩地は遺族の世話係として誠実に対応する。そんな中、利根川総理大臣(中曽根総理がモデル)の指示により、国見(伊藤という人物がモデル)が国民航空の会長に就任、経営改革に取り掛かる。国見は、恩地を新設の会長室長に抜擢し、安全の確保、社内不正の撤廃を指示する。
 行天は旧来から会社を仕切ってきた社長他の役員、癒着する族議員や運輸省(現国土交通省)の役人と共に裏から国見の活動の妨害と国見の追放を画策する。

 あるとき、国見は恩地に対し、社内不正の可能性の高い、ニューヨークのホテル買収とドル先物為替予約による損失について調査を命じる。恩地はニューヨークで、ホテル買収に関して元労務課長の八馬の横領をあばくが、行天達は政治家に手を回して、先物為替予約の問題に関する運輸大臣の指導責任を国会で問うことにより、総理による問題の幕引きと国見の退任指示を引き出す。

 国見は国民空港を去り、恩地は行天から再びナイロビ勤務を命じられる。しかし、行天の背任横領を突き止めた検察庁が行天の元に迫っていた。恩地は、再び赴任したナイロビで夕陽を見ながら、沈まぬ太陽=不屈の闘志を心に刻む。

 この映画の見どころは恩地の大きな熱意と誠実さだが、他にも、ジェット機墜落事故の悲惨さ、国民航空の腐敗経営(政治家、役人との癒着)が印象的だ。特に最近、日本航空が経営破たんしたこと、同じく国営から民営化したJR西日本の事故対応の不手際が思い起こされる。余談だが、沈まぬ太陽の映画化に日本航空は反対・抗議したため、国民空港の飛行機のシーンはCGだそうである。

ドンピエール エクスプレスカレー(東京 東京駅)

東京駅の八重洲北口のレストラン街にあるカレーショップに入った。

特製ビーフカレーを注文。ルーは甘辛い欧風でGood(僕の好み)。特筆すべきはビーフ。旨みが抜ける直前までトロトロに煮込んであり、柔らかくてジューシー。

場所柄、カウンターがメインで人の出入りが多く、あまり期待していなかったが味は絶品だった。(駅前カレーにしては値段も高い)

カレーの味:★★★
店の雰囲気:★★☆

ちなみに前に行ったルー・ド・メールの兄弟店らしいが、カレーの味は大分違うように感じる。エクスプレスカレーの方が普通のカレーらしい辛さ。

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ルー・ド・メール

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2009年12月 9日 (水)

20世紀少年 最終章「ぼくらの旗」

20世紀少年3部作の完結編を観た。第二章も時間の都合でかなり内容をはしょっていたが、最終章もかなりの部分が省略されていて唐突(それても3時間を越えるが)。ただし、エンディングは、原作より丁寧な映画の方が好み。

20century_boys_3

(以下、ネタバレ)

第二章のエンディングで予告された、ケンジの復活がメインテーマ。ケンジは北海道で記憶を取り戻し、バイクで東京まで戻ってくる。

舞台はともだち暦2年、すなわち、第二章でともだちが復活し、再び世界中にウィルスをばら撒いてから2年が経過。東京は隔離され、ケンジとともだちの少年時代風のレトロな街として作り直されている。カンナはテロ組織の冷酷なリーダーとして、氷の女王と呼ばれるようになり、ヨシツネ率いる源氏一派とも袂を分かっていた。

ショーグン(オッチョ)が、東京に忍び込んでくるが、地球防衛軍に追われて負傷。サナエとカツオの姉弟に助けられる。そこでショーグンは、ラジオから聞こえるケンジの歌(ボブ・レノン)が人々の間で人気であることを知る。カンナの元に案内されるショーグンだったが、カンナはテロ組織で特攻すると言う。そのとき、ショーグンの掲げたラジオから、カンナの聞いたことのないバージョンのボブ・レノンが流れる。カンナは、ケンジが生きているかも知れないと思い、特攻を止める。

一方、ともだちは新種のウィルスとそれを散布するUFO、あらたな巨大ロボットを開発させる。それらを使用して8月20日に人類を滅亡させることを予告するともだち。パニックに陥り、何もできない東京の人々。万博会場にはウィルスが散布されないことを知ったカンナは、ケンジのコンサートを開くと言って都民数万人を誘導する。その頃、カンナの母キリコは、新種のウィルスのワクチンの開発に成功していた。

20日、何時間も春波男やエロイム・エッサイムの歌で誤魔化すが、ケンジが現れず万博会場から帰ろうとする都民。必死で止めるカンナ。そこについにケンジが登場する。熱狂する民衆の前でボブ・レノンを歌うケンジ(原作ではボブ・レノンを歌わない)。UFOもショーグンとマサオ(13号)によって撃墜される。

再現された原っぱの秘密基地に隠された、最後の切り札である反陽子爆弾のスイッチを巨大ロボットを操って押そうとするともだち。覆面を脱いだ下からはフクベエの顔が。しかし、再会したときからフクベエではなかったと述べるケンジ。現れた万丈目に撃たれて死んでしまうトモダチ。全ては終わった。

<エンドテロップの後、真のラストシーン>
トモダチの正体と人類を滅亡させようとした理由を確かめるため、バーチャルゲームを使って過去に戻る?ケンジ。この後は映画を観ましょう。僕は感動した。

ハレ(東京 銀座)

銀座、数寄屋橋交差点のすぐ近くにあるカレー屋に友人と行った。

ランチはカレー+多種トッピングの提供だが、ディナーメニューは様々なエスニックの一品がある。酒類もたくさんあり、カレーのある洋風居酒屋といった風。

店は小さいビルの奥の方のエレベータで3Fにあがったところにあり、少し判りにくい(たぶん、わざとそうしている)。薄暗く、なかなかいい雰囲気。

カレーの前にタンドリーチキンのサラダ、南瓜のグラタン、山鶏の串焼き(ゲランドの塩付き)、グツグツ!地獄えび等、お勧めと書かれた一品を注文し、ビール、白ワインと一緒にいただく。どれも個性のある美味しさ。

最後にカレー(ハーフサイズ)を3種類頼んで皆でシェア。辛さ表示の小さい方から、アースカレー(辛さ2)、グリーンカレー(辛さ3)、スペシャルカレー(辛さ4)。どれもインド料理と同じスープカレー。アースカレーはひき肉が入ったマイルドな味でコクあり。グリーンカレーはゴボウが入った個性的な味。スペシャルカレーはきざんだ玉ネギと唐辛子?のたっぷり入った重厚な辛さ。どれも美味しく、少しづつ食べたのは正解。

カレーの味:★★★
店の雰囲気:★★★

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批評

批評(食べログ)

↓カレーは左下から、アースカレー、グリーンカレー、スペシャルカレーHare_2

2009年10月19日 (月)

カレン(大阪 中之島)

通りかかった喫茶店。多くの種類のカレーメニューが提示されていたので、名物らしきグリルチキンカレーを食べてみた。

店の中はレトロな雰囲気だが、混雑していてちょっと落ち着かない。

ルーはよく煮込まれて甘辛いが、特徴に欠ける。しかし、大きな塊りのグリルチキンは美味しい。普通盛り(700円)でも量が多いが、+50円の中盛りも結構なボリューム。+100円の大盛りだとどうなるのか、ちょっと興味がある。

カレーの味:★☆☆
店の雰囲気:★★☆

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2009年10月 4日 (日)

ソウ5

ジグソウが死んでからも続くソウ・シリーズの第5作を観た。怖いもの見たさより、マンネリ化を避けるための工夫を見たい気持ちが強い。

Saw5

(以下、ネタバレ)

第4作ではジグソウが死んだ後の話と思わせておいて...というオチが光ったが、本作では本当にジグソウは死んでいる。

第3作と第4作のエンディングは同じタイミングであり、ジグソウ本人とアマンダ、女医リン、その夫ジェフ、マシューズ刑事、リッグ刑事、アート弁護士、とドミノ倒しのように多くの登場人物が同時に死んだことになる。その中で生き残ったのが、ホフマン刑事とストラムFBI捜査官の2人。ストラムは、ほぼ無傷だったホフマンをジグソウの共犯者と疑う。

かつてホフマンは、ジグソウのゲームと見せかけて、妹を殺した男を処刑していた(映画冒頭のシーン)。そして、これを切っ掛けにジグソウと知り合った。第1作、第2作の仕掛けを準備するときもジグソウの影でホフマンが手伝っていた。

ジグソウが死んだ後の本作では、ホフマンは、5人の男女を監禁して4つの仕掛けを準備する。それぞれの仕掛けを切り抜けるために5人は鍵を奪い合ったり他者を犠牲にし、一人づつ死んでいく。しかし、実は、全ての仕掛けは5人が協力して少しづつ犠牲を払えば、全員が助かるようになっていたのだった。5リットルの血液が必要な4つ目の仕掛けで、協力したブリッドとマリックは、ようやくそのことに気が付くが、マリックは大量の血液を失い命を落とす。

ストラムの上司のエリクソン捜査官は、ストラムを追ってホフマンのアジトに到着し、生き残ったブリッドを発見する。そこで、ホフマンが置いておいたストラムの携帯電話を発見し、ストラムこそがジグソウの共犯者と勘違いする。

ストラムは、過去にホフマンがジグソウを手伝っていた痕跡を辿り、鉄の壁で囲まれ、ガラスの棺が置いてある部屋に入る。そこにあったテープは「助かる道はその棺のみ」と伝える。しかし、ストラムは後から部屋に入ってきたホフマンを殴り倒し、棺に放り込んでしまう。動き出した棺は床に埋め込まれ、鉄の壁が動き出す。ホフマンの目の前で壁に潰されるストラム。

流石にオチのパワーがなくなってきたが、単なるホラー映画としないところは評価できる。ジグソウ(ジョン)の元妻が遺品の箱の中を見て驚くシーンがあったが、箱の中身は次のソウ6で明らかになるのだろう。また、本作でジグソウは死んでいるが、ホフマンが共犯になった経緯を説明する回想シーンで何回も登場する。ソウ6もジグソウ頼みは続くだろうか。

2009年8月31日 (月)

シターラ・ダイナー(東京 品川)

テレビで美味しそうに紹介されていたので行ってみた。
場所はJR品川駅の構内のレストランエリア、つまり改札の中だが、乗り換えるらしい多くの人で混雑していた。

雰囲気はデパートの中のオープンカフェ風、カウンターに10席程度と小さなテーブルが4,5個。外から丸見えの所でカレーを食べるのはちょっと落ち着かない。

インド料理の軽食レストランといった感じで、セットメニューが多数。
最もベーシックなカレーセット、カレーはスパイシーチキンカレー、ライスを選択。

さて、美味しいけどとても辛いルーには、香辛料もよく効いていて苦手。
個人的に欧風カレーが好きなので、しっかりし過ぎたインド料理はちょっと。

カレーの味:★★☆
店の雰囲気:★★☆

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ビストロ喜楽亭(東京 池尻)

友人のお勧めで連れて行ってもらった店。
薄暗い店内は、穴蔵にも似て、落ち着いた良い雰囲気。

人気ベスト3は、ビーフカレー、チキンカレー、ハンバーグカレーとのことで、
ハンバーグカレーに目玉焼きのトッピングを頼んでみた。

ルーは取っ手の付いた熱い壷に入っており、壷焼きカレーの所以。
具の形が残らないほどよく煮込まれたルーには、ほど良い甘みとしっかりとした辛さがある。

特筆すべきは、目玉焼きの下のハンバーグ。
バカでかいが中まできっちり火が通っており、口に入れると肉汁がにじみ出てくる。
何という美味しさ!他のカレーも食べてみたいなぁ。

カレーの味:★★★
店の雰囲気:★★★

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